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教室指導方針


こんな考えを持てる子どもに育ってほしい

 

あるレッスンでの2人の生徒の様子。


この日のレッスン課題は

「30cm以上の高さで、避難のための仕組みがついている建物」というものでした。


一人の生徒は、30cmまでブロックを積み重ね、簡単な非常用のハシゴをつけて、「先生できました。これでいいですか」と言ってきます。この子にとって、この課題はこれで終了です。


もう一人の生徒は、30cmまでブロックを積み重ねた後、積み重ねられたブロックを見つめながらブツブツと独り言を言っています。何を悩んでいるの?と声をかけると、「超高層ビルにしたいんだけど、これで土台は大丈夫かな?」と考えていたようです。避難方法も、「普通のハシゴとか階段じゃつまらないからなぁ」ということです。この子にとっては、製作の基準はあくまで最低基準で、それをクリアしてからが本当のスタートなのです。丈夫な超高層ビルの仕組みを考えたり、お年寄りでも安全にスピーディーに降りられるアイデアを入れた避難方法を考えたりします。


この2人の生徒のものごとのとらえ方は、人生そのものにも大きな違いを及ぼすように思えます。言われたことを、言われた通りにだけやればいい、言われたことさえクリアできればそれ以上は望まない生き方。一方、より高度なもの、より良い物をうみ出そう、創り出そうとする生き方。


お子さんをお持ちの保護者の方、お子さんにどちらの考えを持ってほしいですか?


企業の採用担当の方、どちらの考えを持つ人を採用したいですか?